先日、テレビでの健康番組を見ていると、痛みが出ている部分を冷やすこと、いわゆるアイシングについてのコーナーがありました。
通しで見ると、血流を阻害して回
・・・(続きはこちら) 先日、テレビでの健康番組を見ていると、痛みが出ている部分を冷やすこと、いわゆるアイシングについてのコーナーがありました。
通しで見ると、血流を阻害して回復を遅らせるなど、アイシングのデメリットを強調する作りになっていて違和感を覚えました。
個人的に、体のケアとしてのアイシングは、野球中継で登板を終えたピッチャーがベンチで肩肘を大きなアイスパックで冷やしている姿が見られるようになってから、一般の運動選手にも広く普及していったように思えます。
問題は、単純にアイシングが良いか悪いかではなく、アイシングをするべきときに、するべき部位に行うのは良い。するべきでない時、もしくはするべきでない部位に行うのが悪いということ。そのことがおなざりにされ、とりあえず冷やせばいいと捉えられたことが悪いと感じます。
ハイレベルな野球投手の肩や肘、手首には、関節やそれを支える靭帯の強度を超える引き伸ばしや衝突外力が加わっています。登板後早いうちに、肩関節や肩腱板、肘の内側など負荷がかかり痛みが出やすい部分をアイシングすることは初期の炎症を抑えると考えます。
収縮することで動きを作る筋には損傷もありますが、温め血流を促し回復を図ることのほうが重要です。
激しい運動直後、痛みや熱感のある関節と周囲靭帯は早めに短時間アイシング、初期炎症を抑えたあとは風呂など温めて回復を促進。これが正解だと考えています。
関節の脱臼や靭帯損傷では、72時間の炎症期に無駄に腫れさせず、発痛物質や炎症物質を過剰に生産させないため、積極的にアイシングを行う必要があります。
発痛物質や炎症物質も、その後の回復に必要な役割がありますが、そもそも過剰に作られすぎて良いことがありません。しっかりアイシングしても必要な分は作られてしまいますので問題ないはずです。冷やすことのほうがメリットが大きいので。
微弱電流治療器や超音波治療器など、負担がかからず炎症を抑える理学療法を早期に行い、炎症が消退したあとは、回復に必要な血流を温めて増やしていきます。
温めるほうが良いか、冷やしたほうが良いか。迷うようなことがありましたら、お早めにはやかわ接骨院にご相談ください!
回復に何が必要で何が不要か、しっかりとご説明し、必要なことを実施して参ります!
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