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勉強は多分一生続く 中川区 はやかわ接骨院

カテゴリ: その他

先日、久しぶりに十分に患者様のご期待に添えない症例がありました。

 

起床時に右肩から背部に急な痛みが生じ、呼吸しても痛いとご来院された患者様。
以前経験したぎっくり腰が背中にあるようだとの訴えがあり、姿勢保持や立ち上がり動作で痛みが強まること、また痛みが生じた動作に骨格・靭帯を侵すほどの負荷はないであろうことから、重力に耐える筋肉に生じた症状を第一に想定して施術を行いました。呼吸時の痛みに関しても背部筋が呼吸による胸郭拡大に負荷を受け痛むものと想定しました。

 

ただ、姿勢を変える際に強い痛みの訴えがありながら動作自体は比較的スムーズだったことに違和感を感じていました。

筋骨格靭帯の痛みであれば起き上がり動作はもっと阻害される事が多いからです。

 

施術を終え、幾分か楽になったと仰ったことを受け、施術の方針自体は前向きなものと考えていましたが、翌日朝ご連絡を頂くことに。

 

施術翌朝より高熱が出て、これは施術によるものか、背部筋痛によるものかを問うとのこと。


施術や筋性症状で高熱が出ることは考えにくく、風邪などの感染症とそれによる痛みの亢進であった可能性が高いことをお伝えして、病院受診をお勧めしました。

 

受診後改めてご連絡を頂いた診断内容は感染性の胸膜炎でした。


当初のご来院時、呼吸時の痛みがあることを伺っていましたが、お体に熱感がないため感染症の可能性より胸郭動作での疼痛と判断しており、患者様の痛み表現を重視して違和感を除外し、自分の守備範囲に判断を留めてしまいました。

 

ご来院当初に感染の可能性に思い至ることが出来ていたら、無用のご心配をおかけすることも無かったはずです。これから自らの守備範囲にとらわれ症状を矮小化する事が無いよう、大きく自戒をしています。

 

今回は勉強させていただきました。
これからも経験を活かし学び、患者様のお役に立てるよう努力してまいります。

 

名古屋市中川区東中島町5-139
はやかわ接骨院
電話(052)369-1850
LINE ID:@380satka

ご高齢の方にもっと牛乳を飲んでもらいたい

カテゴリ: その他

はやかわ接骨院では、介護保険を使ってのトレーニングをおこなう「運動型通所サービス」ころばない運動教室東中島 を併設しています。

 

 

この施設ではご自分の体重を負荷として、お体に無理な負担をかけずトレーニング効果も高い「自重トレーニング」を行っていますが、中にはトレーニングを継続しても筋力の向上が少ない方が見えます。


筋力トレーニングで筋肉に負荷をかけると筋繊維が傷つきますが、その修復の過程で筋肉は強く太くなります。その時に修復の材料になるタンパク質が必要です。

筋力が向上しにくい方は、日常のお食事でのタンパク質摂取量も少ないようです。
肉を食べたり牛乳を飲んだりしてないようなんですね。

 

ご高齢の方には、食欲の低下や運動量の減少で食べる量自体が減っていることがあります。

そういった方に肉を沢山食べてもらうことは難しいかもしれませんが、食後や食間にコップ一杯の牛乳を飲んでもらえたら、不足分のタンパク質とカルシウムを補うことができます。

 

トレーニングをしていただいた直後にタンパク質を摂取することで、その吸収が効率よくなされることは知られていますが、運動直後に食事で肉など多く食べることは難しい。でも牛乳コップ一杯はハードルが下がります。

 

ご高齢の方は、子供時代に給食で飲んだ脱脂粉乳に良い思い出がなく、牛乳を飲まず嫌いされていることもあります。

最近の牛乳は美味しいんです。ぜひ頑張って、いちどお値段高めのおいしい牛乳から挑戦してみてください!

 

しっかり運動をして、しっかり栄養を摂れば、年齢にかかわらずお体は強くなります。

元気で何でも自分で出来る100歳を目指すため、運動を頑張り、牛乳を飲んで、肉を喰ってください!

 

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骨盤とコルセット 中川区 はやかわ接骨院

カテゴリ: その他


はやかわ接骨院では、急性腰痛の回復期の方や慢性腰痛との折り合いを図る方に腰部コルセットの使用をお勧めしています。

 

当院で扱っているコルセットは安価ながら十分な強度と調節幅を備えた物です。
無駄に高価なものや必要以上に高機能を謳うものは商売が上手すぎです。

 

患者様がすでにコルセットをお持ちの場合で、必要十分な性能があるものはそのままお使い頂いていますが、物は良くても使い方が良くないケースが散見されます。

そのうちの一つは、痛みの原因が骨盤ではないのに、そこを固定している。というもの。

 

これは「骨盤調整」や「骨盤矯正」などが良くも悪くも一般的になり、情報が巷に溢れつつも理解はされていない。という現状に原因がありそうです。

 

骨盤を構成する3パーツの間に痛みの原因があれば関節にかかる圧や位置関係に対して施術を行います。有効であれば固定も行います。

骨盤・仙腸関節に対する施術は必要であれば症状改善のために当たり前に行うべきものであり、あえて特別な施術のように扱い、患者様に選択を迫り、高額で販売するものではありません。

 

ですが、骨盤に主原因がある腰痛より、そうではない腰痛のほうが多いと感じています。

 

骨盤の状態が主な原因ではない痛み、それは腰椎を中心とする、筋肉靭帯も含む支持機構が原因となるものですが、その場合は内臓が入っている空間、腹腔という部分に圧をかけ押し込み硬くさせて、体を支えるつっかえ棒として機能するようにするべきです。

 

つまり多くの場合、コルセットは骨盤じゃなくてお腹に巻け。ってことです。
実は腰に当てる後ろ側の強度より、お腹を締める前側の位置が重要なんですね。

 

あと、コルセットは服の一番上に必要に応じて巻くこともお勧めしています。


暑いから嫌とか、キツイから嫌と仰る方は常に巻き続けないといけないと思いこんでいます。格好悪くとも服の上から巻き、必要に応じて締め込みの強さを調節し、暑ければ外して休めば良い。

 

道具は上手に使えばお体の回復を助けるし、予防的に使えば怪我を未然に防ぎます。


はやかわ接骨院では、堅実に確実に状態を回復に向ける方法論と施術を患者様に提供いたします。お困りがありましたら、お早めにご相談くださいね!

 

名古屋市中川区東中島町5-139
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3月は体調不良・4月は肋骨イワせてました

カテゴリ: 外傷の施術

3月は体調不良に陥って患者様にご迷惑をお掛けしましたが、4月はバイク通勤途中で転倒し肋骨を痛めてしまいました。

 

ようやく運動を再開できるタイミングでの負傷に正直参ってしまいましたが、せっかくの自分の怪我ですのでそこから学びを得たいと。

 

立ち転けに近い状態での転倒、前受身をしようとして自らの右肘で胸郭を圧迫してしまいました。
呼吸や運動での痛みが強いものの、転位はないため幸い重症ではありませんでした。

 

ただ右腕を使うだけで肋骨に痛みが生じます。これは腕の基部である肩甲骨が筋肉により肋骨に連結され運動するため、傷ついた部分が引っ張られてしまうからでしょう
呼吸の痛みは肋骨などで構成される胸郭が横隔膜という筋と肺の動きで拡張されるから。
あとはあらゆる動作が肋骨に響きます。寝ること起き上がることもなかなかに大変です。

 

しかし転位のない肋骨損傷で行うべきことはそんなに多くはありません。

深く息を吐いて胸郭を最小化した状態で、固定用バストバンドで圧迫すること。
そして骨癒合までの3週間を耐えきること。

 

それに加え、はやかわ接骨院では積極的に長時間の微弱電流通電を患部に行い、修復を促し、痛みを抑えるようにしていきます。

 

今回久しぶりに肋骨損傷を経験したことで、それに伴い現れる症状を確認することが出来ました。上記の必須対応以外にも症状の軽減を図る対応を再認識できました。

そして想定通り3週間ほどで、運動ができるレベルにまで痛みが軽減されました。今は失った体力と増えてしまった体重に対処するため走っています。

 

体調不良に続くこの怪我で3月4月は体を動かすことが出来なくなってしまいましたが、ようやく5月から動き始めることが出来ます。
今回も勉強になりました。

 

お体の痛みは、経験者だからこそわかる対応・できる施術があります。
はやかわ接骨院では良くも悪くも、首・肩・腰・膝・足首・肋骨などの怪我の経験が豊富な院長が対応いたします。


お困りの症状はお早めにお聞かせくださいね!

 

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2024名古屋ウィメンズマラソン完走賞

カテゴリ: 日々の出来事

コンディショニングで来院していただいているランナーの方に2024名古屋ウィメンズマラソン完走証のペンダントを見せていただきました。

 

新聞紙上でみた写真より、実物はずっと素敵でした。

コロナ禍でのリモート開催も含めてこの大会にずっと参加されている方で、少しでも連続完走のお手伝いになっているようでしたら幸いです!

 

肩の痛みの鑑別 中川区 はやかわ接骨院

カテゴリ: その他

症状の鑑別は、患者様の訴えや活動歴、年齢性別などから類推できる症状を、徒手検査の結果をもとに消去法で行っています。
今回自分の肩が悪くなったので興味深く鑑別していきました。

 

一ヶ月ほど前から右腕が痛くて挙げる動作が厳しく、仕事に差し支える寸前まで悪くなっていました。
腕で体重を支えて施術部位に圧をかける使い方は日常的に行いますし、休日にはボクシングジムでの練習。スタミナ面での課題に対しての練習で、動き続け腕を振り続けるように頑張っていましたが、加齢で低下した回復力を超える負荷になったようです。

 

自分の体に起こった症状は検証して仕事に生かさなければもったいない。主観で症状を鑑別できる機会は貴重で、面白いものでもあります。

 

肩関節は前に挙げても、横や後ろに挙げても痛いですが、関節内部で引っかかる感覚は無く、動作初期の独特の問題もみられないため腱板は除外。大きな外傷原因も無く、肩関節自体の炎症も無いと思われます。

 

痛みがある部位は、肩関節の主動作筋である三角筋です。腕を挙げ続けているのが明確につらく、時間経過で支えきれなくなります。動作自体にも強い痛みが生じます。
これが神経原因であれば筋力低下や筋の萎縮が起こるはずですが、そんな事は無くむしろパンパンに張っています。皮膚の感覚麻痺もありません。

 

腕の痛みの原因として言及されることの多い首での神経根圧迫症状ですが、頭を上に向け、右に傾げて骨間の神経通り道を狭くするも症状に変化はありません。
筋肉を動かす神経、感覚を司る神経どちらとも原因では無いようです。

 

最後に肩関節を後ろに伸ばすと触れることができる、肩峰下滑液包という潤滑装置の炎症があるか。若干の圧痛はあるものの、炎症を認めるほどではありません。ですが筋肉の緊張によって腕の骨が引き上げられ動作の遊びが少なくなっている可能性があり、今後炎症が現れるかもしれません。

 

ここまで検証して、今回の原因は三角筋それ自体。加齢で低下した回復量に対して負荷をかけすぎて起こった筋筋膜性疼痛であるようです。

 

これ以上の悪化は仕事を継続できなくなってしまうため、腕に負荷のかかる運動量を減らして回復を稼ぐことにしました。

 

結果として一月ほど運動量を減らし、体重は増えてしまいましたが肩の痛みは軽減しました。ランニングなどは継続していましたが体力持久力も大きく低下しているはずです。ここから再度、体を運動に適応させていく必要があります。今回も勉強になりました。

 

アスリートや日常的に運動をされている方々は練習量を減らすことを恐れてしまいがちです。
ですが怪我や体の痛みの原因によっては、その動作を休止して頂く必要もあります。

 

10代の旺盛な回復力があれば、原因動作を続けながら回復が間に合ってしまうこともありますが、年代が上がるに連れそれは難しくなっていきます。

痛みと付き合いながら運動を続けていくのか。状態を回復させて良いパフォーマンスを取り戻すのか。
はやかわ接骨院では患者様に状態をきちんと説明し、ご理解を頂いた上での選択をして頂けるよう、しっかりとした症状説明を心がけています。

 

スポーツ活動などでお体の痛みが生じてしまった方、酷くなる前にぜひはやかわ接骨院にご相談くださいね。

 

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交通事故被害患者様がしっかりと補償を受けていただけるように

カテゴリ: 交通事故施術

当院に交通事故被害で通院されていた患者様。 お体の調子は無事回復され、相手方保険会社と無事示談の運びとなりました。

 

はやかわ接骨院は交通事故被害によるお怪我などの回復だけでなく 補償に関する知識を深めるため、勉強会に定期的に参加しています。 事故被害に関する補償には知らないと受けられないものがあったり、提示補償額が実は最低水準であったり。 患者様が適切な補償を受けていただくための知識習得に努めています。

 

また、保険会社対応や後遺障害認定、示談提示に関する検証など、弁護士法人と提携することで、専門的なサポート体制も確立しています。

 

今回の示談に関しても、保険会社提示に対して専門的な検証を実施し低額に抑えられていた補償額を、本来被害者が受け取るべき、正当なものにすることができました。

 

交通事故に遭われた患者様には、まずお体が良くなって頂くことが重要です。 しかしながら、事故に伴って失われた時間や物品など、取り返しのつかないものも多々あります。 だからこそ、はやかわ接骨院にご来院された患者様には、十分な補償を受けていただけるように努力しています。

 

ご自身の、またご家族やお知り合いの交通事故被害でお困りの方 ぜひはやかわ接骨院にご相談ください。

はやかわ接骨院の施術に対する考え方、方針について

カテゴリ: その他

はやかわ接骨院では、痛みの解消だけではなく、原因の解決「根治」を目指しています。

痛みは不快な症状ではありますが、ケガや不調など問題の発生を知らせるための、警報装置としての重要な機能でもあります。

まず、痛みに気づいていただく。そして早く対処を行い、重大な結果へと進まないようにする必要があります。

 

そして、当初の「痛み」が軽減したときが、「根治」へのスタートになります。

警報である痛みが生じた根本原因である筋力や骨量の不足、不良姿勢や体の使い方の誤りなどを解決していく必要があります。

 

はやかわ接骨院では神業のようなことは行いませんし、僕は神の手なんてのも持っていません。

 

ですが、患者様のお体の痛みや不調に対して、解剖学・生理学・運動学的に行うべき適切な方針を提案し、実施することができます。

これは自分自身も多くの体の痛みや怪我を経験しており、その回復過程を検証材料として実践的に確立したものです。

 

当たり前になすべきことを、当たり前に行う、そして当たり前に患者様に回復していただく。それがはやかわ接骨院の施術のあり方だと考えています。

 

お体に関する悩み事がありましたら、お気軽にご相談くださいね!

 

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気候の変化で体に起こる事 中川区 はやかわ接骨院

カテゴリ: その他

今週は急に寒くなり、お体の症状が悪化してのご来院が増えています。 先週まで汗ばむ陽気でしたのでいきなり冬の気温に変化したのは堪えますね。

 

気候の変化の際は、気温だけでなく、気圧や湿度などにも大きな変化が起こり、それは体の状態を一定に保つように働く、自律神経系にも負荷をかけることになります。

 

自律神経に掛かる負荷は、時に生命を脅かす状態と判断され、戦闘モードである「交感神経優位」の状態になってしまいます。 末梢の血流が低下し、緊張状態になり、回復より生き残ることを重視した状態に切り替わります。この状態では痛みや怪我などからの回復は望めません。 気候の変化で痛みが増したり、気分が悪くなることがありますが、これは気のせいではありません。

 

これから続く季節の変化。これは毎日続く体への負荷になります。真冬になれば外気の寒さと暖房された室内の温度差も体に加わる負荷となります。 また、お体は寒さに晒されると、体温を保つため筋肉を緊張させ発熱させる必要に迫られます。この状況にあるだけで消耗が進んでいきます。

 

回復を図るためには、体にとって心地よい状態を作り、回復モードである「副交感神経優位」な状態に誘導する必要があります。 施術を行うことで筋肉の緊張を緩め、血流を増し、リラックスすることで眠くなり、胃腸の働きも活発になります。併せて免疫系の働きも増すと言われています。良いことばかりなんですね!

 

これからは体に堪える気候変化が続きます。不調に気づかれた際はお早めに教えて頂き、心身ともに穏やかにお過ごしくださいね!

 

名古屋市中川区東中島町5-139 はやかわ接骨院

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クリスマス衣装に

カテゴリ: 日々の出来事

ハロウィンが終わっても暖かすぎてクリスマス気分にならなかったんですが、今朝は少し冷えたのでこの機会にマスコットたちにクリスマス衣装を着せました。


この雨の後は冷え込んでくるようですね。皆様お体にはどうかお気をつけて!

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