セカンドオピニオン・サードオピニオン 中川区 はやかわ接骨院

カテゴリ: 日々の施術

椎間板ヘルニア手術の回避に貢献できたみたいです。症状と無関係な部位に手術したとすれば大変なこと。良かったです。

 

先日、12月に何度かご来院された患者様が、午後の始業前に不意にお見えになりました。
ヘルニアの手術を回避できたので挨拶にお立ち寄りいただいたとのこと。

 

その患者様は左股関節から腿外側への痛みを訴えてご来院されており、すでに当該部位を整形外科受診されていたため、保険外でのお取り扱いでした。

 

レントゲン撮影では背骨の腰部分、5個ある骨の上から4番目と5番目に椎間板ヘルニアがあり、神経の圧迫症状と説明を受けたとのこと。股関節自体のレントゲン画像は特に問題無しとのことでした。

 

状態を拝見すると、診断がどうにも腑に落ちません。

椎間板ヘルニア部位に対応する神経根による運動の問題も、感覚の問題も見当たりません。
もも外側の大腿筋膜張筋痛を感覚障害と捉えても、現れる場所が全く違います。
左股関節の徒手検査では、股関節炎を示す兆候があります。
画像所見のみで判断され、裏付けをとっていない可能性がありました。

 

左股関節炎とその関節支持筋の筋筋膜性疼痛症状として施術を行うとともに、40代男性であることから、その年代男性特有の、あまり良くない関節炎の可能性があり得ることを伝えるとともに、すでに手術実施の提案を受けていた椎間板ヘルニア診断に対してはサードオピニオンの病院受診をお勧めしました。

 

結果、椎間板ヘルニア原因は否定されましたが、残念ながら多くは中年以降の男性に起こり得る「特発性大腿骨頭壊死」ありとのことで、悪い方の懸念があたってしまいました。
それでも、特発性大腿骨頭壊死に対する手術は、回復のために前向きなものです。

無為にお体を傷つけることの回避に貢献できたとすれば、大変幸いでした。

 

名古屋市中川区東中島町5-139
はやかわ接骨院
電話(052)369-1850
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